株取引入門>ストップ高・ストップ安・値幅制限とは？

買いたい人が多ければ、株価はどんどん上がっていきますが、
どこまでも上がっていくわけではありません。

１日の変動には、上限が決められています。

同様に、売りたい人が多いと、株価はどんどん下がっていきますが、
これにも１日の変動に下限があります。　これが値幅制限です。

１日の上限の値幅制限に達すると　ストップ高、

１日の下限の値幅制限に達すると、ストップ安です。

話はそれますが、アメリカでは、この値幅制限がないそうです。

ですので、上がる時はとことん上がり、下がる時はとことん
下がるそうです。　

リーマンショックの時は、売りたい人ばかりで
とんでもない状況だったでしょうね。

さて、話を戻しますが、この値幅制限も、株価水準によって
制限価格がちがってきます。　

％ではなく、価格（円）で決められています。

　　　　　＜株価＞　　　　　　　　　　＜値幅制限＞
　　　　１００円未満　　　　　　　　　　　３０円
　１００円以上　　２００円未満　　　　　　５０円
　２００円以上　　５００円未満　　　　　　８０円
　５００円以上　１０００円未満　　　　　１００円

株価水準の低い株（安い株）だとすごいですよ。

３０円の株は１日でなんと、６０円になる可能性があるんです。

１００％上昇ですね。　３０万円買ってたら６０万円です。

５００円の株だと、最高で６００円までしか上がりませんから
２０％上昇までです。

このように、株価が安い株（低位株といいます）は、
１日の変動がものすごく大きくなる時があります。　

うまく波にのれればいいのですが、逆に行った場合は、
大きな損失を出すことになります。